無印良品のノート

無印良品のノートは安価で品質が良いことで有名です。

私が愛してやまないPaper Republic のGrand Voyageurのxlサイズ。写真左側、色はPetrol Blueです。今は純正のノートとMoleskineのcahierのlargeサイズを2つ挟んでいます。Paper RepublicもMoleskineもかなり高価なノートなので、もう少し安くて気軽に書けるノートはないのかと思って探していました、

 

無印良品の単行本ノートは、まさにサイズがぴったり。195mm x 137mmなのです。Grand Voyageurのxlサイズ用のノートは、200mm x 135mm で、Moleskineのlarge サイズは210mm x 130mmなので、ほとんど同じくらいと言えるサイズです。

 

単行本ノートは、Dailyとして1年間使うのにちょうど良いのかもしれませんが、無地だから自由にいろんな使い方ができそうです。そのうちこれを挟んで使ってみようと思っています。

 

Paper Republicの純正のbook refillと呼ばれるノートブックは、96ページで、紙質はacid freeで厚めの120g/m²となっています。とてもしっかりしていて一生涯品質を保てる紙なのです。そしてフラットに開ける製本方式をとっているので、ストレスなく書けるという点も魅力の一つです。4100円と、ちょっと手を出しにくい価格になっているのは、こだわりのある製造工程など理由があることなのです。

 

こうした高価なノートブックを使うことで、書き手は自分のcreativityを思う存分発揮できるというわけですが、artistや作家などにはまさにぴったりと言えても、私のように頭の中にごちゃごちゃある考えをとりあえず書き留めておこうというタイプの人間にとっては勿体なさすぎます。私には私なりのcreativityがあると思っていますが、それでもartistやwriterとは全く異なります。

 

そうなってくると、高価なノートを使うのではなく、100均で売っているノートでもいいのではないかという話になりそうですが、やはりどういう紙質のどういう体裁のノートに書きたいかと問われれば、それなりにスタイリッシュさを備えたノートに書きたいと言わざるを得ません。

 

無印良品は、低価格ではあっても書きたい気持ちにさせてくれるノートを作っていると思っています。

 

もう一つ、Mujiがいいなと思う点があります。Pinterestを見ていたら、Mujiの1冊100円くらいの薄いノートを愛用している人の写真がたくさんあって、ちょっと感動しました。その人は質素なMujiのノートを自分なりにアレンジして表紙を飾ったり、信じられないくらい強烈なブルーに塗ったり(あるいは青い紙のカバーをかけたのか?)しています。外から見たらMujiのノートとは思えません。こうやってpersonalizeできる点はMujiの強みです。ただし、Artの才能がないと無理な話です。

 

そのような才能のない私は、無印良品のノート本来の姿のまま、大好きなレザーのカバーに挟んで使うのが一番手っ取り早いと言えそうです。

 

Mujiの単行本ノート