ポケットサイズのノートを楽しむ

世の中、あまり楽しい話題がないので、少しでも気分を明るくしようと思います。

Paper RepublicのGrand Voyageurは使い始めてから2ヶ月ちょっと経ちました。ますます好きになっています。

ポケットサイズ

もっと使い込んでいくとレザーの感じも変わっていくのでしょうね。

中身はMoleskine Daily Notebookと純正のノートブック(下の写真の右側)です。

厚手のペーパーに慣れていなかったので、最初のうちはなんだかちょっと違和感もあったのですが、書いていくとこれがとても心地よいのです。表紙にちょっと飾りをつけました(笑)。

お寿司を買ったら、パッケージのふたにシールが貼ってあったので、それをノートの表紙に貼り付けました。本まぐろ、ひらめ、真鯛

お寿司が好きなせいもありますが、これを見るたびに楽しくなります。気分が明るくなって良いですね。私はいわゆる手帳をデコることはしませんが、このシールだけは気に入っています。

 

書き味の良さ

筆記用具と紙の相性にはあまりこだわりのない私ですが、最近、とてもいいなと感じたことがあります。

協和紙工のContinue A4サイズノート

写真にある協和紙工が作っているContinueというノートなのですが、この紙質が私の愛用するボールペンのブレンと完璧にマッチするのです。

何のストレスもなく書ける。

大好きなPaper RepublicのGrand VoyageurのA4サイズのレザーカバーに挟んで、研究用に使っていますが、とにかく思考を広げ、まとめるのにベストのノートだなと思っています。

100均でも売っています。私は近くのOlympicで150円くらいで買いました。

 

幸せ。

Blackwingのペンシルとノートブック

Instagramを見ていたら、大好きなBlackwingのペンシルとノートブックが目に止まりました。https://www.instagram.com/p/C5oK16yOv4w/?img_index=1

特別なものらしく、Jerry Garciaというギタリストの業績を讃えて限定版として販売されました。彼は4歳の時に事故で右手中指の半分を失ってしまいましたが、その後20世紀で最も成功を収めたギタリストになりました。中指がないので独特なピックの持ち方になり、ちょうどそれは鉛筆を持つような格好になったのだそうです。

なんだかここまでの話で胸が熱くなりませんか?

 

ギタリストでもあり、visual artistでもあるGarciaが描いたprisms paintingをかたどったノートブックと鉛筆だそうです。私はGarciaのことは全く知らなかったのですが、この表紙を見て鮮烈な印象を受けました。

Blackwingはずっと好きでInstagramをフォローしていたのですが、鉛筆もノートも高価なので、まだ購入したことはありません。鉛筆ユーザーの私としては、そのうち絶対にBlackwingを使うのだと決めています。

creative writing

アメーバblogの方ではcreativityについて少し書いたことがあるのですが、ノートブックと関連づけてちょっと考えているところです。

 

私の大好きなPaper Republicは、自分たちの作るノートブックはカスタマーのcreativityを支え、生活の中にフォーカスを見出すことをサポートすると謳っています。ユーザーはそのノートブックにイラストやスケッチを描いたり、詩や小説を書いたりして自分の生活に潤いを与えています。

 

絵心がなく、詩や小説を書くわけでもない私にとって一体creative writingとはどういうことなんだろう?このゴージャスなレザーカバーに挟んだノートに何を書くのだろう?

 

Grand Voyageur A4サイズ

私の専門は政治・外交・安全保障の研究であり、政治に関するテーマで論文や本を書くことが仕事だったし、定年後もそこは変わりません。でもその内容でしかもcreativeなことを書くって、一体どういうことなのか?詩や小説ではなく現実の世界をリアルに捉える学問分野でのcreativityって何?

 

おそらくなぜこういうことが起こっているのかとか、これは一体どういう意味を持つのかとか、なんらかの疑問を持ち、現実をもっと理解したいという動機によって考えたり書いたりしているのだと思います。その点では詩や小説と根本で同じなのかもしれません。ただ、人間行動を対象にはするものの、人間の心や感情を直接は扱わないというところが違いかもしれない・・・・政治家であれば人々の心や感情に無関心ではあり得ませんが、私は政治家ではないのです。

 

ある研究テーマについて書くときに、深いところで私を動機付けているものが多分あって、それを意識の上に上らせてくれて、やる気を起こさせてくれるのが私の大切なGrand Voyageurなのかもしれません。

 

 

 

 

ペーパークオリティー

気づいたこと、頭に浮かんだアイデアをささっと書く。jot downというやつですね。

 

そういう時のためのノートはなんでもいいんです、実は。どんな紙でも、そこらにある広告の裏でも、なんでも。

 

ところが、私の大好きなPaper Republicのノートブックに書いてみると、今まで経験したことのない心地よさを感じました。

写真には2種類のポケットサイズのリフィルをあげておきました。左側のグレーのリフィルは無地の紙で、右側のブックと呼ばれるノートは厚手の紙でできています。

私は万年筆は使わないのですが、鉛筆で書いたときのスムーズさは群を抜いていると思います。日本は文具王国といってもいいくらい、文具好きの人も多いし、優れた品質の文具も多数あり、外国人からの注目度も高いのですが、私の数少ない日本の文具使用経験から言えることは、Paper Republicの右に出るものはない・・・大袈裟です、そして全くの個人的意見です。

 

かなり高価です。左側のポケットサイズの80 g/m²のリフィルは2冊組で1800円、xlサイズになると2400円です。右側の120 g/m²のブックはポケットサイズだと1冊3200円、xlサイズだと4200円です。容易に手を出せる値段ではありません。

 

しかし、これらの紙に一度書いてみると、なぜPaper RepublicがWe make notebooks that last a lifetime, and help you find focus in your lifeと謳っているかがよくわかります。また、a luxuary writing experience をなぜ強調するかにも納得がいきます。

 

それくらい書くことの喜びを味わうことのできるノートであり、レザーカバーなのです。ちょっとした走り書き用のノートではなく、じっくり考えたことや感じたことを書き留めるための素晴らしいノートだと思います。私がお金をかける唯一の品と言っても過言ではありません。

 

思考を深める。思考を広げる。そのためのノートなのだと思います。なお、2月16日にもPaper Republicについて書いています。

ほぼ日手帳

1日1ページの手帳で広く内外で使われているのがほぼ日手帳です。私はカズンもオリジナルも使った経験はありますが、その良さがわかるまでにかなり時間がかかりました。

 

去年と今年使っているオリジナルは主にその日の何ということはない日常について記録しています。

左が2023年のもの。右が今年使っているもの。

カズンは大きすぎて使いこなせないまま、オリジナルを愛用していましたが、ふとしたことから2024年の4月始まりのカズンを買ってしまいました。

カズンはもう使わなくていいやと思っていた私がなぜ買ってしまったのでしょうか?

それは、1日1ページという構成が非常に重要だと気付いたからです。カズンはスペースが大きいので、私の研究に関することを毎日書いています。読んだ記事とか本の一部とか。それを普通のノートではなく、ほぼ日に書くと何がそんなに素晴らしいのか。

 

自分の思考が1日ごとに記録され、それを重ねていくことで見えてくるものがあるからではないかと思います。

 

1日はあっという間に過ぎるようでいて、実はかなりいろんな情報に接していろんなことを考えているものです。その中で、何か一つ一番気になったこと、重要だと思ったことがらについて記録する。1日という枠を設けて、そこに自分の思考のエッセンスを詰め込む。

 

そんなふうに考えています。マンスリーには、その日の大きなニュースを記録しています。

 

しばらくこれを続けてみて、どのような効果があらわれるか、楽しみで仕方ありません。毎日考え続けることの重要さ、毎日書くことの大切さを再認識しているところです。

 

ペン立て

写真は私が愛用しているペン立てです。2つのマグカップを代用しています。先日机の上をちょっと整理したついでに、ペン立てのペンも整理しなおしたところです。

 

左のマグカップUCLAのstudent storeで買ったもの。私は魚座なので、PISCESのカップを買いました。もう何十年も前の話。カップに書かれていることを時々見ては心を和ませています。シンボルがfishっていうのはその通りで、魚を食べるのも、見るのも大好き。キーワードとして、compassion, service, solitude, sensitive, imaginativeなどが挙げられています。

 

右のマグカップは大好きなPeanutsの登場人物のシュローダーがベートーベンの曲を弾いているところです。これも見るたびに笑顔になれる数少ない持ち物。

 

中身のペンよりもペン立ての方に魅かれます。