「脳のどこかにピンを打つ」

塩野米松さんという方が、「書くってなんだ?」という話をされて、その一部がほぼ日手帳の今日の言葉に書いてありました。

 

それが「脳のどこかにピンを打つ」です。ちょっとハッとさせるような文言だったので今でも覚えています。

 

私も常にメモ帳に気づいたことを書き留める方ですが、そのほかにもノートは何種類か持っていて、時々、どこに何を書き留めようかと迷ったり、ある程度長いメモにしてあったものを探すことに一苦労したりします。

 

塩野さんによると、脳のどこかにピンを打つように、簡単な短いメモで良いのだそうです。後で見た時に、ああ、あのことだとすぐにわかるから。

 

なるほど、そうですね。フィールドワークをする人にはまさにうってつけのメモ術かもしれません。測量野帳を使ったメモですね。そう言われてみれば、私もごちゃごちゃメモすることもあるけれど、一言で済ますこともあって、面倒でなくていいなと思うことがあります。

 

でも、フィールドワークをするわけではない人間にとっては、一言メモだと、後で見返して何のことだったかな?という場合が結構あります。

 

脳のどこかにピンを打ったつもりが、全然、ピンを打ったことにならないという(笑)

 

自分の記憶を蘇らせることに最適の文言、書き方があるのかもしれません。ただいま、試行錯誤中です。